株式会社 吉見製作所
形状記憶合金を使用した釣具から医療器具まで加工・製造・販売する研究開発型企業
- 1964年頃、米国で発見されたチタンとニッケルの化合物による形状記憶合金は形状記憶特性と超弾性特性をもち、日本では1980年代からエアコンの風向き調整用フラップ、炊飯器の圧力調節器、浄水器の温水感知器などに利用され、それらは次々に商品として実用化されました。
- 当社は1973年に架線金物メーカーとして法人化し、その後1986年から現経営者のもとで、新素材である形状記憶合金を使用した製品開発に取り組み始めました。
- 形状記憶合金を使用し始めた当初は、釣具の製造・販売が中心でしたが、その後、形状記憶合金の限りない可能性を追求する中で、医療や航空機などの分野まで手掛けるようになりました。現在では大学の研究室や病院、海外のハイテク企業との共同研究を行い、特殊なカテーテルなどの医療器具からアクチュエーターなどの航空機部品まで様々な製品化に取り組み、数多くの形状記憶合金を応用した特許も取得しています。その中でも、精密鋳造・精密研磨・圧延加工・熱処理等の加工技術は他社には真似できないものが有り、この技術により難しい製品化も可能にし、大学や研究機関、国内外の企業から高い評価を頂いています。
設立 | 男女比 | 従業員数 | 平均年齢 |
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1952年 | 1:1 | 10名 | 45歳 |
新たな分野で、事業連携により形状記憶合金を効果的に組み込んだ新製品の開発を目指します。
- 現在、自動車部品メーカーと連携し、形状記憶合金を使用したフロントグリルの開発を進めており、今後も自動車部品の分野において形状記憶合金を使用し、付加価値を高める製品開発を目指すため、同分野において独創的なアイデアのあるメーカーとの連携を求めています。
業種 |
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会社名 | 株式会社 吉見製作所 |
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住所 | 〒474-0002 愛知県大府市北崎町一丁目43番地 |
TEL | 0562-48-3890 |
FAX | 0562-48-5641 |
担当者 | 安田 寛治 |
URL | https://www.yoshimi-inc.co.jp |
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